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森本整形外科クリニック

〒879-5506 大分県由布市挾間町挾間267
駐車場20台完備
tel.097-586-3700

骨粗鬆症

骨粗鬆症

骨密度検査を希望するカード写真

骨粗鬆症について

当院では骨粗鬆症治療に力を入れています。
老化などが原因となって、骨の量が減少し、骨がスカスカになり骨折リスクが高くなってしまう疾患です。骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル量(骨密度)は20〜30歳をピークに歳を重ねるとともに減少していきます。
この骨密度が減少をきたすことによって骨粗鬆症と言われる状態となり、背骨が身体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、腰椎圧迫骨折をきたしたり、ちょっとした転倒などで骨折してしまうといった事態を引き起こしてしまいます。
骨密度は50歳頃から低下し始めます。高齢者の骨折は寝たきりの直接の原因となってしまうため、骨折予防が非常に大切と考えております。
当院では骨密度測定器による腰椎・大腿骨骨密度を測定可能です。(骨粗鬆症ガイドライン推奨の検査方法です)
定期的に骨密度を測定することで、骨密度の傾向や、治療効果の判定にもなります。
また治療が必要な場合には血液検査で骨代謝マーカー等の測定を行い、ひとりひとりに合わせた、骨粗鬆症治療をご提案させて頂きます。

骨密度測定器写真

骨密度測定器

医師による骨粗鬆症の診察治療写真

医師による骨粗鬆症の診察治療

骨粗鬆症の検査について

女性に多い骨粗鬆症

骨粗鬆症は高齢女性を中心に年々増加の一途をたどっています。骨粗鬆症は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下する更年期以降に特に多くみられます。エストロゲンには骨の新陳代謝に際して骨吸収を緩やかにし、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。閉経して、このエストロゲンの分泌量が減少してきますと、骨吸収のスピードが早まるため、骨形成が追いつかず、骨がもろくなってしまうのです。そのため、閉経を迎える50歳前後から、骨量は急激に減少し始めます。50歳になる前に一度は骨粗鬆症の精密検査を受けるようお勧めいたします。

一方では、偏食や極端なダイエット、喫煙や過度な飲酒なども骨粗鬆症の原因と考えており、高齢の女性だけでなく、若い女性の骨粗鬆症も問題視されています。

骨粗鬆症の検査方法

骨粗鬆症の診断には骨密度の測定、X線検査、身長測定、血液・尿検査などが行われます。

骨密度の測定

骨の強さを測定する際の重要な尺度の1つに「骨密度」があります。
当院では骨密度測定装置(DEXA)を導入し、骨密度の測定(DEXA法)を行っております。骨粗鬆症性骨折の多い腰椎、大腿骨の骨密度を測定し、診断します。4−6ヶ月に1回の検査をお勧め致します。

血液・尿検査

骨代謝マーカーを調べることにより、骨の新陳代謝の速度がわかります。患者さんに合わせた治療薬の選定、治療効果の判定に検査を用います。